通販レコードのご案内長年この作品の最高の演奏といわれ続けている名盤中の名盤。
《英ワイドバンド ED1 盤》GB DECCA SXL2314 カラヤン&デル・モナコ ヴェルディ・歌劇「オテロ」(ハイライト) 主役デル・モナコの強大な声の威力はも圧倒的な存在感が素晴らしい。第一声からして輝かしい声です。ヒロイン、デズデモナ役の大物歌手、レナータ・テバルディの美しい歌唱、悪玉イアーゴ役のプロッティの骨太な力唱で心理描写も印象的。どれも見事で、さらに脇にはコレナにクラウゼも配されるという贅沢さ。劇的な緊張感と盛り上がりを演出するカラヤンの手腕が、大きくものを言っている。
ウィーン・フィルの奏でる美音はこのオペラの他の録音とは全く別次元の高みに達しています。ヴェルディ最高のオーケストレーションが施された傑作から、きわめて表情豊かな音楽を引き出し全体のバランスも最高に心地よい演奏です。
制作は英 Decca のジョン・カルーショー、エンジニアはジェームス・ブラウン&ゴードン・パリーの二頭立てという《ショルティの指環》制作陣がそのまま担当するという力の入れよう。英デッカ社のオペラ第1黄金期を象徴する傑作と言えると思います。
魅力を列挙しますと、カラヤンと当時関係良好だったウィーン・フィルとの録音。カルーショーお気に入りだったリング収録場所、ウィーンのソフィエンザールでの録音セッション。ウィーン・フィルの奏でる美音はこのオペラの他の録音とは全く別次元の高みに達しています。豊麗にして精妙無比、まさに耽美の極みです。
- A1
- Act I – Una Vela! Una Vela!..Esultate! Gia Nella Notte Densa
- A2
- Act II – Vanne, La Tua Meta Gia Vedo… Credo En Un Dio Crudel Desdemona Rea!…Ora E Per Sempre Addio
- B1
- Act II – Era La Notte… Si Pel Siel
- B2
- Act III – Dio! Mi Potevi
- B3
- Act IV – Mia Madre Aveva Una Povera Aneclia…Piangea Cantando…Ave Maria…Niun Me Tema
マリオ・デル・モナコ(オテロ)、レナータ・テバルディ(デズデモーナ)、アルド・プロッティ(イヤーゴ)、ネッロ・ロマナート(カッシオ)、トム・クラウゼ(モンターノ)
製作:ジョン・カルーショー&ジェームス・ブラウン、ゴードン・パリーによる優秀録音、コレクションアイテム。
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
- レコード番号
- SXL2314
- 作曲家
- ジュゼッペ・ヴェルディ
- 演奏者
- レナータ・テバルディ マリオ・デル・モナコ アルド・プロッティ
- オーケストラ
- ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団
- 指揮者
- ヘルベルト・フォン・カラヤン
- 録音種別
- STEREO
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- EX
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
通販レコード
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オーダーは | 品番 / 34-20697 |
販売価格 | 8,800円(税込) |
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
レコードのステレオ録音は、英国 DECCA が先頭を走っていた。1958年より始まったステレオ・レコードのカッティングは、世界初のハーフ・スピードカッティング。この技術は1968年ノイマン SX-68 を導入するまで続けられた。
この「オテロ」は冒頭のシンバルの音を聴いただけで凄い録音だという事が理解できるはずです。豪華なキャストとオーケストラと最高音質を誇った DECCA とくれば、否でも応でも注目せざる得ない。
悪役が際立つほどにメインの愛の悲劇が生々しく輝く。
作曲中のヴェルディは登場人物のイヤーゴに魅了され、歌劇のタイトルを「イヤーゴ」に変えようかと真剣に思い悩んだそうです。
冒頭の嵐の場面に釘付けになって、ドラマの背景も知らないで見始めたのが初体験。マリオ・デル=モナコの逞しさ。『アヴェ・マリア』の濡れ場は艶めいて、オペラに色気を感じて魅了された上演でした。
“黄金のトランペット”と異名をとったマリオ・デル=モナコの輝くテノールの艶が陰ってきたかな、と思った頃が買い換えの頃。テバルディ、プロッティも否がなく聴きどころ満点。カラヤンは二度目の録音の時には、オテロ役が暗い声のヴィッカースに対して、イヤーゴに明るい声のグロソップを起用。明暗コントラストが『オテロ』の魅力を際だたせるんですね。1960年前後でカラヤン指揮ウィーンで、DECCAに録音をしているが、そのどれもが最高レベルの演奏(録音)であり、人気の高いアイテムとなっています。完璧なバランスで演奏された『オテロ』の代表的名盤です。
マリオ・デル・モナコは1915年フィレンツェ生まれのテノール歌手。1985年没。13歳からヴァイオリンを学び、16歳から本格的に声楽を学ぶ。後にペーザロ音楽院のメロッキに師事。卒業後はレコードなどを通じてほとんど独学で発声とオペラ表現を学んだと言う。大戦中もイタリア各地の歌劇場に出演して経験を積み、1946年『アイーダ』のラダメスで評判を取り、1949年のミラノ・スカラ座での大成功を経て“黄金のトランペット”と称され、名テノールとしてオペラ界に君臨した。
レナータ・テバルディは1922年2月1日、イタリアのペーザロ生まれのソプラノ歌手。2004年12月19日、サン・マリノにて没。パルマのボーイト音楽院でカルメン・メリスに師事し、1944年『メフィストーフェレ』のエレーナ役でデビュー。その後、トスカニーニに認められ、1946年のミラノ・スカラ座再開記念コンサートに出演し、一躍注目を浴びた。以来20余年に渡り、世界各地の主要な劇場で活躍し、イタリア・オペラ界を代表するプリマ・ドンナとして、マリア・カラスと人気を二分した。レパートリーはヴェルディ、プッチーニ、ヴェリズモ・オペラのヒロインなどで、その輝かしい声と見事な演技力は聴衆を魅了した。
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入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。